幼児期につけておいて欲しい力
幼児期に、「読みの力」「書きの力」「覚える力」
この3つの力をバランスよく身に付けて欲しいと思います。
スラスラ読めるけれど書けない
しっかり書けるけれど読めない
とならないように、3つ力をバランスよく伸ばしてください。
そのために
まずは、たくさん話しかけてあげてください。
授乳の時には、赤ちゃんの目を見ながら、優しく話しかけてくださいね。
お散歩の時には、ママの目に入る光景をいつぱい教えてあげてくださいね。
そして、何より欠かせないものは、お歌をいっぱい歌ってあげてください。
車の中、お家の中では、お歌のCDをエンドレスで流すのもいいですね~。
お勧めの童謡は、くもんの「童謡カード(CDつき)」です。
昔ながらの日本の童謡が収められています。
お歌を(正しく美しい日本語の童謡)をたくさん聴くことで語彙が豊富になります。
その語彙を記憶するためにお勧めは、くもんの「漢字カード」と「俳句カード」です。
漢字を覚えさせるためではなく、目に入る文字を記憶する力をつけるためと語彙を増やすために「漢字カード」で遊んでくださいね。
綺麗な絵と裏には漢字が書かれています。
まずは絵の方でいっぱい遊んでください。
絵が言えるようになったら、裏の漢字の出番です。
漢字を見て言えなかったら、絵を見せてから漢字を見せてくださいね。
絵から漢字に変わった一瞬の記憶ですが、その一瞬の記憶の積み重ねが記憶力を高めていきます。
楽しく、いっぱい「漢字カード」で遊んでくださいね。
「俳句カード」は 五 七 五 という言葉のリズムが覚えるのにちょうどいいみたいです。
布団に入って寝かしつける時に、絵を見せながら俳句を3回繰り返し読みます。
そのまま枕元に置いておいて、朝起きた時に、絵を見せながら1回読みます。
たったこれだけ。(これは公文の創始者である故公文公会長から教えていただいた方法です)
娘には、初めは1週間ごとに俳句カードを変えました。
これを繰り返し続けると、寝る前3回、起きて1回だけで覚えるようになっていきます。
お勉強って記憶力の良し悪しが大きく影響するって思います。
1回読むだけで、1回見ただけで覚えられたらいいと思いませんか?
余談ですが、娘が年少さんの時に大雨警報の中、USJに行きました。
行った時は駐車場はガラガラでした。
雨が止み、閉園近くなり帰ろうと駐車場に着いた時、私も主人も真っ青になりました。
どこに停めたか、景色が変わっていて、全く覚えていなかったのです。
その時、娘が「スヌーピーの〇〇番」って言ったのです。
????スヌーピーって???と上を見上げると、駐車場に立つポールの上にはキャラクターの絵と番号が書いてあったのです。
まさか・・・と思い、娘が言った「スヌーピーの〇〇番」にたどり着くと、ありました!我が家の車が!
車を停めた時に目に入った「スヌーピーの〇〇番」を約8時間後までちゃんと覚えていたのです。
本当にあの時は驚き、「やっててよかった公文式!」って思いました。
お勉強だけでなく、こんなところにも記憶力の良さが発揮されるのです。
そして、クレヨンや公文の三角色鉛筆で、いっぱいグジャグジャ書きをしてくださいね。
娘は2歳読書を達成したのですが、書くことが嫌いな子でした。
そこで、いつでも気が向いた時に描くことが出来るように、リビングにお絵描きテーブルと座るとブーって鳴る幼児イスを置き、お絵描きテーブルの上には、スケッチブック、ズンズン教材、クレヨン、幼児用の三角鉛筆と色鉛筆を置きっぱなしにしました。
すると、リビングを走り回って遊んでいても「ブー~」って座って、ちょこっと描く、そしてまた走り去る。
そんなことをやりだし、気づくといっぱい描けるようになっていました。
その間、スケッチブックに私がお絵描きし、語り聞かせる~なんてこともしました。
そして、2歳後半では、運筆練習のズンズン教材を一気に30枚やる子になっていました。
このおかげで、3歳になった時、読み、書き、記憶の3つの力で数国ともに3A教材をスラスラと一気に10枚ずつできる子になっていました。
後半はわが子自慢みたいになっちゃいましたが、わが子は一番の実験台であり、私の成功作でもあり失敗作(もっとこうしていたらなんて後悔も山ほどあります)でもあり、正真正銘の小野王子教室OGですので、お許しくださいね。
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