2013年12月07日 16:15

複数教科学習の相乗効果について

 

毎年夏に『進度上位者のつどい』という、前年度末(3月末)に学年より3学年以上を超えて学習している生徒たちの表彰式があります。進度上位者のつどいの招待生は、ほとんどが複数教科学習者だということがわかり、その割合を姫路事務局が調べてくれました。今年の姫路事務局のつどい招待生2070人で調べたところ、以下の割合です。

数 or 英 or 国 いずれか単科学習者 = 11%

数英国の3教科学習者 = 57%

2教科学習者 = 32%

(*3教科・2教科は、複数教科ともつどい招待基準という意味ではなく、基準以下で学習中も含む。)

 

このデータから、単科より複数教科を学習する方が賢くなると言えると思います。データはいろいろな見方ができますが、子どもたちの能力開発には、複数教科を学習することが有効であると様々な生徒事例から実感していましたので、このデータを見た瞬間「やっぱり!」と思いました。世間一般には、1教科に絞った方が子どもは伸びやすい、一点突破でよいという考え方があるかもしれません。しかし、少なくとも基礎学力をきちんと固め、高校・大学レベルへ進んだ時にも揺るがない確かな下地を築く段階では、数英国とも分け隔てなく学習すべきですし、得られる学習効果は絶対的なものです。

とりわけ公文式が目指すのは、とりあえず目の前のテストの点を○○点上げるというような単なる学力向上ではありません。「能力開発」を目指しています。公文式を学習し続けることで、学ぶことが好きになり、学年という枠にとらわれず、未知の内容を自力で学び取っていくことができる本物の力をが育まれていくのです。

 能力開発するうえで、国語は大きな要素です。国語力の高さに比例して、数学・英語の学習が楽になります。

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